札幌イチおいしいとファンも多い八紘学園のソフトクリーム。
夏季営業が始まってもしばらく休止が続いていましたが、8月4日に販売を再開しました。
札幌市豊平区にある八紘学園の農村物直売所です。
千須和 侑里子 アナウンサー:「まもなく、あの大人気ソフトクリームの販売開始されますが、既に大行列となっています」
約100人の長~い行列。
並んだ人は。
来店客:「オープン30分前から並んでいる。元々札幌市に住んでいて、食べたくて調べたら今日オープンだったので。すごく楽しみにしています」
例年はゴールデンウィークあたりの夏季営業から販売され、多い日では1日2500個売れる大人気のソフトクリーム。
しかし、2023年は夏季営業が開始してもなかなかスタートしませんでした。
一体なぜ?
(Q:販売が遅れた理由は?)
八紘学園 事業部加工グループ 大木 直都さん:「3月で前に製造していた先生が退職。その跡継ぎで4月から学園に。ようやくいまソフトクリームにたどり着いた」
千須和 侑里子 アナウンサー:「みんな大好きな八紘学園の味を引き継ぐプレッシャーはありましたか?」
八紘学園 事業部加工グループ 大木 直都さん:「期待していただいているので、忠実に教わったことを再現したい」
千須和 侑里子 アナウンサー:「ソフトクリームの販売が再開されました。続々とお客さんが押し寄せています」
次々と飛ぶように売れるソフトクリーム。
注文を受けお客さんの手に渡るまでは約5秒!
八紘学園のソフトクリームは、溶けやすいからこそスピードが大事。
1分間に12個のソフトクリームを巻くという見事なオペレーションです。
子ども:「おいしい」
京都から帰省:「帰省のたびに来ていて、ここが一番好き」
来店客:「年に何回か来ていて、やっていなかったので待っていました」
千須和 侑里子 アナウンサー:「最高!牛乳本来のおいしさを楽しめる。結構あっさりした味わい。くちどけなめらか。ようやく私の夏が始まりました」
(Q:おいしさの秘密は?)
八紘学園 事業部加工グループ 大木 直都さん:「牛のエサから学生たちが育てて、牛乳をしぼっているのが一番の理由だと思います」
八紘学園の校内には牛舎があり、学生と教員で牛を育て搾乳し加工するまで一貫して生産しています。
学生:「(八紘学園の)直売所といえばソフトクリームというイメージ。(Q:出来栄えは?)めっちゃおいしかった」
学生:「美味しい牛乳を出す牛たちの世話はちゃんと頑張らないと」
乳牛科 小玉 修平さん:「おいしいと言ってもらえることは非常にうれしい。自分の子どもを育てているように育てる学生も多いので、おいしさにつながっているのかなと。牛と協力してやっている。『おいしい』って言ってもらって一番喜んでいるのは牛だと思う」
札幌生まれ札幌育ちの八紘学園の生乳100%ソフトクリーム。
当面の間、毎週金曜・土曜の午後1時~午後3時30分限定で販売されます。